睡眠時無呼吸症候群とは、読んで字のごとく睡眠している時に無呼吸になる症状のことですね。もちろん、ずっと無呼吸というわけではなく一時的に無呼吸になる時間があるということ。2分間とか、けっこうびっくりするぐらい長い時間、無呼吸になる場合もあるので危険な症状です。
医学的に無呼吸というのは10秒以上の気流停止のことを言うそうです。これが睡眠中に30回以上とか、一時間に5回以上とかになると睡眠時無呼吸症候群と診断されるらしい。
これ、けっこう自覚していない人も多いです。寝ている間は無意識ですから仕方のない問題です。実は症状が出ているのに治療をしていない潜在患者さんは多くいると言われています。
当然ですが、睡眠時無呼吸症候群になると睡眠の質は悪化します。体が十分に休まらないわけですからね。これが日常生活に悪影響を及ぼすことは想像に難くありません。
日常生活に現れる悪影響と言えば、以下のような感じです。
以上のような症状がある場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性を考えたほうが良いかも知れません。
睡眠時無呼吸症候群に陥りやすい人の特徴としては次の通り。
当てはまる人は要注意。男性の方が多いと思われがちですが女性で患っている方も決して少なくありません。
睡眠時無呼吸症候群を予防・改善するために普段できる対策としてはどんなことがあるでしょうか。
やはり、まずはアルコールをホドホドにすることですね。アルコールをとると筋肉が緩みやすくなりますので、気道が狭くなる原因となるそうです。気道が狭くなればイビキをかきやすくなり、それが無呼吸を引き起こしてしまうことも多いのです。
また、普段から口呼吸ぎみの方は鼻呼吸をするように心がけたほうが良いです。口呼吸もまた、気道が狭くなる原因となるのです。口呼吸から鼻呼吸へ改善させるトレーニングとしては普段からガムを噛むのを習慣にするというのも有効だそうです。
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また、寝姿勢というのも大事です。仰向けは気道が狭くなりがちなので、横向きで寝るほうが呼吸はラクですしイビキの防止にもなりますので、睡眠時無呼吸症候群の予防にもつながると言われているのです。
そして、自分に合った寝具、特に枕選びにこだわるというのも重要だと思います。